橋下徹氏 トラブル抱えている団体との関係有無「いま調べてます」 ツイッターで進捗報告

[ 2022年7月24日 14:34 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が24日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演し、政治家とトラブルを抱えている団体との関わりについて触れ、自身の政治家時代に関わりがあったかについて「今、調べています」と話し、その後ツイッターで補足説明した。

 この日の番組では、宗教団体の「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と政治家との関係について取り上げた。旧統一教会と国政のつながりは、安倍晋三元首相銃撃事件との絡みで注目されている。橋下氏は番組内で「旧統一教会が宗教団体だから問題というよりも、トラブルを抱えている団体に政治家が信用を与えるということが大問題だと思います」とコメントし、「例えば、僕らメディア出演者がトラブルを抱えている団体の広告塔になる、サイトに顔を出すとか支援していますとか、そういうことをやっていたら僕は多分明日からメディア出演できないです。それぐらい広告塔の責任は厳しいです。日本の政治家は票をもらうためにトラブル団体との関わりに甘い気がします」と指摘。

 「メディア出演をしているわれわれは、トラブルを抱えている団体と関わってしまったら、仕事を全部失う、そのくらいの責任を持ってチェックをしていくわけです。ただ、僕のこともこれからいろんなところが探し出すと思います。僕も今ここでゼロとは言い切れなくて、今一生懸命調べてますけど」と話してから「場合によっては僕もメディア出演者ができなくなるぐらい、広告塔になることは重い責任があるということを、しっかりと国会議員は考えてもらわないと」と語った。

 橋下氏は出演後、ツイッターに「政治家時代、特定団体の会合に政治活動として参加することはなかったので、知事・市長としての参加の確認。これは役所がチェックしている」と投稿。続けて「旧統一教会が関与していると分かる会は役所が弾いていたが、完全にスクリーニングができていたか確認。今のところ参加やメッセージの送付なし。また団体からの献金やパー券購入はお断りしていたので旧統一教会からの献金・パー券購入はないが、個人のパー券購入者については信仰の確認はしていない」と補足説明した。

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2022年7月24日のニュース