BC栃木入団のティモンディ高岸 4年のブランク経て「公園で測ったら150キロ」 イップスの過去も告白

[ 2022年7月24日 15:28 ]

栃木ゴールデンブレーブスに入団したお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行
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 BC栃木に入団したお笑いコンビ「ティモンディ」の高岸宏行(29)が24日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に相方の前田裕太(29)とともにゲスト出演。

 高校野球の名門・済美(愛媛)出身の高岸は今年6月に行われたトライアウトを受験。1メートル88、90キロと恵まれた体格で、卓越した身体能力を評価され、幼い頃からの夢だった「プロ野球選手」を叶えた。

 芸人とプロ野球の二刀流を目指すことになるが、高岸は「怪我をしまして、4年間ぐらいブランクがあって、“あれ、肘痛くないぞ?”ってなって、公園で投げてみて、(球速を)測ろうって測ってみたら、150キロ。戻ろう!(と思って)、今に至ります」と笑顔。大学時代のケガが理由でプロへの道を断念したと紹介されたが、大学時代は肘のケガだけでなく、イップスにも悩まされたことを明かした。

 前向きなキャラだけに、驚きの声が出る中、高岸は「近い距離が投げられなくなった。当時は自分がプロ行きたい、行きたいって思いこんじゃって。当時は自分が10球中10球(いい球を)投げたいっていう、気持ちだった。全部がなくなった状態(だった)」と回顧。「“全部が全力じゃないよ!”って言われました、ドクターから。(それで)4年間休んで、投げられるようになって。肘も治ってて、精神的にも何も怖くない、投げられるっていう(状態になっていた)」と振り返った。

 高校時代は済美で、投手では最速147キロ、打者でも高校通算20本塁打を記録してたという。「阪神さんとヤクルトさんの育成の話はありました」と話すと、スタジオから「野球としての二刀流はいけるぐらいだったんだ」との声に、「(二刀流は)まだ当時はいなかったんですけど、もし球団さんの話ができていたら(できたかも)」とも。

 今回の快挙に「NMB48」の渋谷凪咲は「高岸さんの“やればできる”って言葉にホンマに説得力が増しますよね」とエール。高岸も「僕は応援をするためにこの仕事を始めたので、これはずっと言い続けようと思います」と力を込めた。

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2022年7月24日のニュース