橋下徹氏 コロナ感染拡大、染症法上の位置付けは「2類と5類の間を取っていくような丁寧な議論を」

[ 2022年7月24日 18:31 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(52)が24日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。国内で23日、新たに報告された新型コロナウイルス感染者が20万人を超え、1日当たりの過去最多を更新したことに言及した。

 最多更新は4日連続。流行「第6波」のピークだった2月3日の約10万4000人からほぼ倍増した。第7波の勢いは止まらず、救急外来や一般診療を停止する医療機関も出ている。都道府県別の感染者数は東京3万2698人、大阪2万2501人、愛知1万4348人など。17道府県で過去最多となった。厚生労働省によると、全国の重症者は前日より12人増の203人で、増加傾向にある。総務省消防庁によると、救急車の到着後も搬送先がすぐに決まらないケースが急増。各地でコロナ患者向け病床使用率が上昇している。

 橋下氏は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを巡り、危険度が5段階で2番目に高い「2類相当」から、季節性インフルエンザ相当の「5類」への引き下げることを検討すべきだという議論の中で、「2類、5類となるとどうして全部外すのは、という意見がある中で、僕は臨時医療施設はつくる余地は残しておかないといけないので、これ5類にしてしまうと、臨時医療施設がつくれなくなってしまうから、2類か5類かじゃなくて間をとっていく。とにかく医療機関の指定というところはまず外して、臨時医療施設はつくるようにするとか、もうちょっと2類と5類の間を取っていくような丁寧な議論の方が専門家会議の合意も取れるんじゃないですか。今なにか2類を5類にしろって言うと、どうしても専門家の方は、それは外し過ぎだみらいなことになると思う」と自身の考えを述べた。

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2022年7月24日のニュース