リトグリ　5人の第1章が終了「新しい仲間が必要です」オーディション開催へ

歌声を響かせるLittle　Glee　Monster。左からかれん、MAYU、アサヒ
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　メンバーの芹奈（24）とmanaka（21）の脱退と新メンバーオーディションの実施を発表した女性ボーカルグループ「Little　Glee　Monster」が24日、全国ツアーの最終公演を千葉・幕張メッセイベントホールで行った。

　病気療養中の芹奈とmanakaは過去のライブ音源と映像が使われ、かれん（24）、MAYU（22）、アサヒ（23）の3人で開催してきたツアー。この日も3人でステージに立ち、アサヒは「芹奈とmanakaの卒業発表に驚き、気持ちの整理がつかない人もいると思う。ここまでリトグリを育ててくれた感謝の気持ちを届けたい」と客席に語りかけた。

　MAYUは「芹奈とmanakaの決断を聞いてすぐに受け入れることはできなかった。でも、かけがえのない2人だからこそ受け入れるべきだと思いました」と、脱退の申し入れを受けた当時の思いを吐露。一方で、かれんは「MAYUとアサヒが前を向いてくれた。2人には“ありがとう”しかない」と、グループを存続できたことに涙を流して感謝。「リトグリの可能性を広げていくために新しい仲間が必要です」と、第2章に向けた今夏のオーディションの開催を改めて報告した。

　2時間半にわたって「Jupiter」や「世界はあなたに笑いかけている」など19曲を披露。終演後には「私に青春を、ありがとう。楽しかった」（芹奈）、「みんなと歩んだ時間は私にとってずっと宝物です」（manaka）などとスクリーンに直筆のお別れのメッセージが流れた。

　オーディションの募集はあす25日にスタートする。MAYUは「これからそれぞれの道が始まるけど（結成から）9年間の思い出を大切に新たな道に進んでいきたい」と意気込んだ。