関口宏 安倍元首相の国葬、説明の必要性に「既成事実化され、先々に大きな影響を与えていくので」

[ 2022年7月24日 14:05 ]

関口宏
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 タレントの関口宏(78)が24日、MCを務めるTBS「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。政府が22日、参院選の街頭演説中に銃撃され死去した安倍晋三元首相の国葬を、9月27日に東京・北の丸公園の日本武道館で実施すると閣議決定したことに言及した。

 費用は全額国費で負担。無宗教で簡素な形式とし、経費の算定を進める。首相経験者の国葬は1967年の吉田茂元首相以来で、戦後2例目。葬儀委員長は岸田文雄首相が務め、名称は「故安倍晋三国葬儀」とする。当日は休日にせず、国民一人一人に喪に服すことも求めない。首相は22日、国葬に関し「さまざまな意見があることは承知している。丁寧に説明し、できるだけ多くの国民に納得してもらって行いたい」と強調。松野博一官房長官は費用について、記者会見で「物価情勢や新型コロナウイルス対策費も勘案し、厳粛で心のこもった葬儀を執り行うため真に必要な経費となるよう努める」と述べた。財源は2022年度予算の予備費を想定する。

 関口は、コメンテーターの、政府は国民に国葬とする説明をしっかりすべきだという意見に「確かにそうですね。既成事実化されますからねえ、先々に大きな影響を与えていくと僕は思います」と自身の考えを話した。

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2022年7月24日のニュース