宝塚・雪組公演開幕　彩風、仕切りなおしの“初日”に完全燃焼の誓い

世界の海を舞台にしたレビューで躍動する（左から）朝美絢、彩風咲奈、朝月希和
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　宝塚歌劇団雪組トップスター・彩風咲奈（あやかぜ・さきな）主演の「ODYSSEY（オデッセイ）」が21日、大阪・梅田芸術劇場で開幕した。

　同作は1月、東京国際フォーラムで上演予定だったが新型コロナウイルス感染症の影響で全日程が中止となり、今回が仕切りなおしの“初日”となった。

　卓越したダンス力を誇る彩風が伝説の海賊船オデッセイ号の船長にふんし、世界中を旅する―という設定の華やかなレビュー。カルメン、カンツォーネ、リオのカーニバルとさまざまな世界観をちりばめたぜいたくなステージに仕上がった。

　前日の公開げいこ終了後には、彩風もステージを航海に例え「再出航に向けてたくさんのお力添えを頂きました皆様、本当にありがとうございます」と感謝。続けて「初日、皆でそろって元気に迎えられるよう信じて突き進むのみでございます。千秋楽までどうぞよろしくお願いいたします」と完全燃焼を誓った。