KinKi Kids 2人での作詞作業の秘密 堂本剛「監視カメラ付いてなくて良かったなと」

[ 2022年7月21日 15:58 ]

KinKi Kids
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 「KinKi Kids」の堂本光一(43)と堂本剛(43)が21日、フジテレビ系「ポップUP!」(月~金曜前11・45)に生出演。デビュー25周年記念CD「Amazing Love」の作詞作業で「監視カメラ付いてなくて良かった」と思っていることを明かした。

 この日、デビューシングル「硝子の少年」の発売から25周年を迎えた2人。3月に発売された「高純度romance」までデビューから44曲連続チャート1位の記録を持つ。光一は「ファンの方が作ってくれた」とファンに感謝しつつ「結果は残さないといいけないっていう思いはありますけど、そこにとらわれ過ぎちゃうとやりたいことができなくなっちゃうので。僕らは僕らの今できる表現って何だろうってものを考えながらやっているだけ」とした。

 デビュー曲で作曲を担当したシンガーソングライターの山下達郎に15周年記念CDでも作曲を依頼し、今回はキンキの2人が作詞を担当した。光一は「デビュー曲は硝子の少年だったので、この25周年に再び山下達郎さんに曲をいただけるとうれしいな、というところで、いただけて、2人で詞を書かせていただいた」と経緯を説明。2人での作詞について、剛は「キンキなんで、2人だから、だいたいの人が5対5にしたがることが多いんですけど、僕らも本当に仕事によって変わるので、7対3も、もしかしたら10対0もあっていいと思っている」としたうえで「それで1つを作るんですけど、今回もとにかく6時間ぐらいですかね。曲をその場で聞いて、降りてきた歌詞をバーッと打ち込んで。“ダメだ~!”と思ったら、僕は退出し、光一くんが入って、その繰り返しをして、だいたい6時間ぐらいでできたなって」と明かした。

 そんな中、「ただ、ちょっと僕たちが監視カメラ付いてなくて良かったなと思っている一件がありまして」と剛。「山下達郎さんの真似しながら作っていった」と告白し、これには光一も「これ必要なんです!」と力を込めた。

 剛は「音楽的なこと言うと、音符の前にゴーストというか、“ん”っていう音になっていない音があるんですけど、どうしてもこれがないと山下達郎の世界にならないので。だから真似しながら」と主張。光一も「リズムが生まれなくなっちゃう。歌詞を考えていく際にもそういった言葉を僕らなりに考えていかないと」とした。

 歌い方についても、剛が「(寄せているところは)若干あります。(そうしないと)達郎さんの良さが出ないんですよ」ともらすと、光一も「寄っちゃうんです」とぶっちゃけて笑わせた。

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2022年7月21日のニュース