小坂健教授 コロナの現状「救急を呼んでも症状のひどい方がなかなか診られない状況が国内でも」

[ 2022年7月21日 14:30 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 元国立感染症研究所主任研究官で厚生労働省クラスター対策班メンバーの東北大大学院・小坂健教授が21日、TBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。国内で20日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者が15万2536人となり、1日当たりの過去最多を更新したことに言及した。

 これまでの過去最多だった16日の約11万660人を更新。大阪2万1976人、神奈川1万1443人、愛知1万3628人など30府県で過去最多となり、オミクロン株の新たな派生型「BA・5」への置き換わりによる流行「第7波」の急拡大が止まらない状況になっている。

 小坂氏は、現状について「私の東京の友人も検査外来をやっているんですが、そこはもうすぐに埋まってしまって翌日に持ち越さないといけないとか、救急とかを呼んで、本当に病気の症状のひどい方がなかなか診られないという、そういう状況が沖縄とかいろんな国内でも起きつつある」と話した。。

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2022年7月21日のニュース