吉田拓郎「音楽がおりてきた」、若者世代から受けた刺激明かし感謝「君らの力が大きいです」

[ 2022年7月21日 22:47 ]

フジテレビ「LOVE LOVE あいしてる」に出演した吉田拓郎
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 年内で芸能活動を終了するシンガー・ソングライター、吉田拓郎(76)が21日放送のフジテレビ特番「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」(後8・00)に出演。若者世代のアーティストから刺激を受けたことを明かし、感謝の言葉を伝えた。

 この番組が最後のテレビ出演。シンガー・ソングライター・あいみょんとのトークで、拓郎は先月リリースしたラストアルバム「ah-面白かった」の制作過程を振り返った。「彼女(あいみょん)たちの刺激を受けたのは間違いない」と打ち明け、「言葉遣いがすごい自由な。音楽って本当に言葉を日本語に乗せるわけで、そこの自由さがもっと僕らの時代より自由なの。特に彼女が作っている歌は自由」と称賛した。さらに「その自由っていうのは、やってみると気持ちいいものだななんて。俺今回作りながら思って」と新たな発見があったことを告白。「こうやってやるやり方もあるんだなって、自由にってさ。俺、あいみょんに教わったもん」と続けた。

 同アルバムのディスクジャケットに起用された女優の奈緒もゲスト出演。拓郎は「LOVE LOVE あいしてる」にレギュラー出演していた、KinKi Kids、篠原ともえの名前も出し、「アルバムやりながらつくづく思ったんだけど。キンキの2人とか篠原ともえとか奈緒とか、若い人たちが一生懸命仕事をやったり活躍をしているのを見ていて、非常に刺激を受けたのは間違いないの」と打ち明けた。「逆に君たちに恥ずかしいものを作っちゃいけないというのが芽生えて。君たちがもしかしたら喜んでくれるかもしれない、っていうのが大テーマになって」とも語った。

 芽生えた感情は、自身にとって大きかったという。「そう考えた時から、僕らよく、ミュージシャンとしても言うけど“音楽がおりてくる”っていうのがあって」と、力が宿ったことを説明した上で「KinKi Kidsや篠原ともえとか、奈緒が“俺にもっとしっかりしろ、頑張れ!”って言っているんだなと思ったな、俺は」と、しみじみ。「君らの力が大きいです。ありがとうございました」と伝えていた。

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2022年7月21日のニュース