西山朋佳女王が里見香奈女流4冠破りタイトル防衛「結果を残せてホッ」永世女王の資格を獲得

永世女王資格を獲得した西山朋佳女王（撮影・我満　晴朗）
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　将棋の第15期マイナビ女子オープン5番勝負第5局が13日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、後手の西山朋佳女王（26）＝白玲との2冠＝が里見香奈女流4冠（30）＝女流王座、女流王位、女流王将、倉敷藤花＝を破り、シリーズ成績3勝2敗でタイトルを防衛した。西山は5期連続の女王保持となり、規定で永世女王の資格を獲得。また女流棋士となって3期目のタイトルとなり、女流四段に昇段した。

　永世女王資格取得について西山は「この1年間、意識していたので今は素直にうれしい。なんとか結果を残せてホッとしています」と話した。

　敗れた里見は第3局で王手をかけながら続く2局を連敗し、無念の挑戦失敗。5月27日にはプロ編入試験受験資格獲得を獲得し、動向が注目されているが「（受験するかは）まだです」と言葉少なだった。