マツコ そもそも「何が問題でランドセルに固執」「その闇をどうにか」“さんぽセル論争”に一石

[ 2022年6月13日 18:23 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(49)が13日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演。“さんぽセル論争”について一石を投じた。

 重いランドセルを背負うことで起こる健康被害を解消しようと小学生が中心となって開発されたキャスター付きランドセル「さんぽセル」。これについて大人から「両手がふさがったら危ない」「楽をしたら筋力が低下する」などと批判が殺到し、それに小学生が反論したことで論争に発展した問題について番組で取り上げた。

 これについて5歳と0歳の男児2人を子育て中の株式トレーダーでタレントの若林史江(44)は「現役で子供がいる世代ってあのランドセルってすごい危惧するものなんですよ、やっぱり重たくて」とした上で、批判している大人たちについて「あれだけ旧態依然な、古い体質の考え方を押し付けている人たちって、多分、古い昔に育児されていた人たちなのかなとか思いながら見てたんですけど。普通に考えたらあのランドセルはあり得ない」と5キロほどの重さがあるランドセルについて私見を述べた。

 続けて意見を求められたマツコは「言う気持ちは分かるのよ、親御さんたちが。自分たちはずっと苦しい思いしてやってきてさ。それで社会人になったわけじゃない?子供のうちからクラウドファンディングだのなんだの、そんなのばっかり覚えて楽するほうばっかりやってたらろくな子にならないわよ!っていうのも分かるのよ」とした上で「だけどさ、これさ。本当に身も蓋もないこというんだけど、もうランドセルがダメなのよね。なんでこんな問題まで起きてるのにランドセルをずーっと使い続けてるんだろうっていう」と“そもそも論”をぶち上げた。

 「あれをさ、今の5年生、6年生が背負うって。子供のこと考えててそうならないよ。子供のこと考えてたら6年間同じものを使うなんてもう無理じゃん」とマツコ。軽いリュックサックなどを成長に合わせて2年程度ごとに買い替えるなど代案も提示した上で「何が問題でこのランドセルに固執しているんだろうっていうさ。その闇をさ、どうにかしない限りさ…」と疑問を投げかけていた。

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2022年6月13日のニュース