古市憲寿氏 市議と対立の安芸高田市長の「恥を知れ!」発言に私見「日本の縮図。地方が衰退していくだけ」

[ 2022年6月13日 12:48 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が13日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。広島県安芸高田市の石丸伸二市長が提出した議員定数を16から8に半減させる条例改正案が、市議の猛反発によって10日の市議会で賛成1、反対14で否決されたことについて語った。

 番組では市長と市議の対立に触れ、市長が本会議で市議を批判する場面を紹介。市長が「居眠りする。一般質問をしない。説明責任を果たさない。これこそ議会軽視の最たる例です。“恥を知れ、恥を!”という声が上がってもおかしくないと思います。どうか恥だと思ってください」と怒りを口にする映像が流された。

 この映像を受けて、古市氏は「日本の縮図だなと思って…」と第一声。「新しい人が改革したくて、でも、古くからいる人がそれに抵抗するっていう。日本の政治に限らず、いろんな所で起こっていると思うんですけど」と語る。

 さらに古市氏は70年に発売された吉田拓郎のデビューシングル「イメージの詩」の一節「古い船を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう」を紹介。「昔の吉田拓郎さんの歌詞を思い出して。『古い船を誰が動かすのか』っていう。こういうことをしていても、どんどん地方が衰退していくだけだと思うんですけどね」と渋い表情で語った。

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2022年6月13日のニュース