寛平GM 若手座員育成の極意を告白「見て、話しかける。で、褒める。そうすると…」

[ 2022年4月21日 19:09 ]

間寛平
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 2月に吉本新喜劇のGMに就任した間寛平(72)がNHK大阪のローカルニュース番組「ほっと関西」(月~金曜後6・00)に生出演。若手座員の育成について語った。

 今年7月に73歳になる寛平は「10月10日で引退しようかなと思ってたんですけど、(会社から)『引退もいいんやけど、ちょっとその前にGMになって新喜劇を立て直してほしい』と(頼まれた)」とGM就任の経緯を説明。その仕事内容について、「(新喜劇に)出られない子がたくさんいてるし、舞台に一回も上がってない子、NSCを卒業しても出られない子がいるので、電話して悩みを聞いたり、何をやりたいかを聞いています」と伝えた。

 吉本新喜劇は8日、新たなスター輩出を目指す「セカンドシアター新喜劇」のこけら落とし公演を開催。寛平は若手座員について、「みんな悩んでいる」と明かし、「やりたくてもやる場所がないので、僕から直接、吉本興業の社長とか社員に、若手が出て思いっきりできる劇場を作ってくれないかと。で、今回作ってもらったんです」と喜びを口に。「舞台に出ないと、勘もなくなって、言葉が出てこないんですよ。場数が大事」と伝えた。

 さらに寛平は若手育成のコツについて、「褒めることです」と断言する。「『面白いな、おまえ!』とか、『キングオブコント出られるぞ!』とか、『2分ネタいける、4分ネタもいけ!』とか、アオるんですよ」とニヤリ。「見て、話しかける。で、褒める。そうするとみんなやる気が出てくる」と手応えをつかんでいる様子。今後の新喜劇について、「スターが出て、そのスターをみんなで大事に育てたい」と意気込んだ。

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2022年4月21日のニュース