バカリズム「R-1」辛口採点の真相明かす 周囲の採点に腹くくる「絶対ブレちゃいけない」

[ 2022年4月21日 18:13 ]

バカリズム
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 お笑いタレント、バカリズム(46)がYouTubeチャンネル「ナイツ塙の自由時間」の動画にゲスト出演。審査員を担当し話題になった「R-1グランプリ2022」決勝の裏話を披露した。

 3月6日に行われた「R-1」で、同大会の審査員を初めて担当した。トップバッターのkento fukayaに100点満点で84点をつけ、最高が91点、ほかの審査員に比べて「辛口審査」と反響を呼んだ。「M-1グランプリ」の審査員経験を持つナイツ・塙宣之から「審査基準」があったのか問われ、「結構ちゃんとあったよ。まずああいう賞レースものって順番に左右されたりする、そこを完全に排除しようと思ったの」と明かした。

 自身が「R-1」に出場した際、前半に登場し高得点を獲得したが、「その後、番組の流れ的に他の人たちもどんどん高くなっちゃって、結局負けた」ことがあったそう。その経験から「トップバッターとか前半の人が『順番がね』って言われない点数の付け方をしよう」と決意したそうだ。

 塙に「84点で話題になったけど」と振られたバカリズム。「ビックリしたけどね、周りがみんな90点とか(つけていて)。あれでちょっと腹くくったね、絶対ブレちゃいけないって」と振り返り、「これで弱気になったりとか、甘めになっちゃうとトップバッターの子に失礼だから、ここは守っていこうみたいな」と続けた。

 全体的に低い点数をつけたことには「90点を出しちゃうと(100点の上限があるため)飛びぬけてすごい人にそんなに点数をつけられないっていうのがあるから」と説明した。塙は自らが審査員を担当した際、点数を高くつけた場合「絶対失敗する」と周囲に言われていたことを告白し、「(審査基準が)分からなくなってくるんですよね。でも(バカリズムは)初めからブレずにやっていた」と称賛。これを受けたバカリズムは、「最初の点数が自分の絶対値で、そこからある程度相対的な採点になるけど」と応じていた。動画は今月19日に投稿された。

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2022年4月21日のニュース