大橋未歩 テレビはオワコンではなく“オワハード”「コンテンツは終わっていない」

[ 2022年4月21日 18:30 ]

フリーアナウンサーの大橋未歩
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 フリーアナウンサー・大橋未歩(43)が21日、アシスタントを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演。「放送が受信できないテレビ」についてコメントした。

 番組では、ディスカウント店「ドン・キホーテ」が昨年末に売り出した、チューナーを搭載しない自社ブランド品「チューナーレススマートテレビ」が人気との記事を紹介。地上波などの「放送が受信できないテレビ」であり、24インチで税込み2万1780円と、42インチ3万2780円の2種類で、計1万2千台が完売間近。同商品についてNHKの広報局は、協会の放送を受信することができる設備にあたらないため受信料を契約する必要はないとコメントし、話題を呼んでいる。

 木曜コメンテーターを務める、新潮社出版部の部長を務める中瀬ゆかり氏は、自身はどうせ機器を置くなら「放送が受信できるテレビ」としつつも、全くテレビを見ない人や、ドラマ等は後でTVerなどのメディアサービスで見れば良いと思う人にとっては、低価格で受信料もかからないので、理にかなっているのでは?と推察。「受信料とか払いたくなという人はいっぱいいますけど、でもテレビが家にあったら『ありますよね?』となる。これだったら『映らないんで!』と堂々と言えるし、NHKが認めていることですから」と語った。

 元テレビ東京社員の大橋アナは、「この話が出るたびによく、『テレビはオワコン』って言われますけど『オワハード』なんですよね」とキッパリ。「コンテンツは終わっていなくて、やっぱりそれをTVerとか、違うハードで見たいっ!ていう人たちがいっぱいるから、その欲求を満たしてくれるし」と称えつつ、「やっぱりずっとテレビ局にいた人間としては、ずっと視聴率で競争しているNHKに受信料を払うのか?って複雑な気持ちとかもあったりしたので…」と吐露した。

 MCの垣花正アナウンサーから、「オワコンではなく、オワハードという考えかたなんですね。確かに目からウロコです」と感心されると、大橋アナは「語呂は悪いんですけどね」と笑いながら恐縮していた。

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2022年4月21日のニュース