東京8226人 松本哲也教授、全国の新型コロナ感染者傾向に懸念「増加しているのは間違いないのかも」

[ 2022年3月31日 17:30 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 国際医療福祉大学感染症学講座主任教授の松本哲哉氏が31日、TBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)にリモートで生出演し、東京都の新型コロナウイルス感染者の現状について私見を語った。

 この日の感染者数は8226人。先週の同じ曜日から649人ながら、5日ぶりに前週比の感染者数から減少した。重症者数は前日と同じ32人、死亡者は12人が報告された。

 松本氏は「今日は先週に比べて少なめに出ましたけど、全体的な傾向としては増加してきている気がします」とコメント。「特に全国で見た時に、多くの県が前の週に比べて多いということで、だんだん増加しているのは間違いないのかもしれません」と指摘した。

 懸念されるのは、感染者数が下げきらないうちに、再び上昇の波ができること。松本氏は「少なくとも今のあり方というのは、感染者が増えた減ったで考えていくよりも、どうやったら抑えた形で次の波を迎えることができるかだと思います」と述べ、「個人個人の感染対策は慎重にやっていただくしかない」と日々の感染対策の重要さを説明した。

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2022年3月31日のニュース