三沢あけみ 初舞台で共演した大スターに厳しく指導された過去 客席からマイクで「顎、下げなさい」

[ 2022年3月31日 15:21 ]

三沢あけみ(2011年撮影)
Photo By スポニチ

 演歌歌手の三沢あけみ(76)が31日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。俳優の長谷川一夫さん(1984年死去、享年76)と共演した際の思い出を語った。

 17歳で歌手デビューし、来年で歌手生活60周年を迎える三沢。デビューの年に発売した「島のブルース」などが大ヒットした。歌手活動の前には女優としてデビューも果たし、司会の黒柳徹子から「『笛吹童子』とか出てらっしゃいましよね」と振られると、「そう、それがデビューで。テレビ朝日で。生でそれも時代劇」「本当にいい体験させて頂きました」と懐かしそうに語った。

 黒柳が「1981年、東宝歌舞伎で、新春特別公演で初めての舞台で、長谷川一夫さんとご一緒になった」と聞かれると、三沢は「ゲストということで。長谷川先生とご一緒って。そのときに出ていた女優さんがまた凄いんですよ」と木暮実千代さん、淡島千景さん、岡田茉莉子らと共演したと明かした。

 黒柳が「長谷川一夫さんって言うのはどういう人でした」と尋ねると、三沢は「いやもうオーラがおありで、近づいてもお話もできないような雰囲気なんですけれども、ちゃんと見ていて私の舞台稽古なんかには」と告白。三沢はお姫様の役だったが、セリフを言う際に顎が上がっており、長谷川さんからは客席からマイクで「顎、下げなさい。お客様が客席から見てたら顎ばっかりしか見えないから」と注意されたことも。また不慣れで白塗りがうまくできていないと長谷川さんが弟子に「あの子のお化粧おかしいから、見てやってください」と指示してくれたこともあったとした。足も「膝まで塗れ」などと言われ「踊り踊っているの急に。凄いそんなに。パッと見てチェックされるんですね」と振り返った。

 三沢は「本当に素敵な方でしたね」「本当にいい体験させていただいて」としみじみと話した。

続きを表示

2022年3月31日のニュース