「カムカム」雉真繊維の足袋が…“打順回ってきた”勇にネット祝福「千吉さんの遺言を守り続けてよかった」

川栄李奈
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　女優の川栄李奈（27）が3人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」（月～土曜前8・00、土曜は1週間振り返り）は31日、第106話が放送され、ハリウッド映画に雉真繊維の足袋が抜擢されたことが反響を呼んでいる。

　＜※以下、ネタバレがあります　ご注意ください＞

　ハリウッドのSF時代劇映画「サムライ・ベースボール」の制作がスタート。ひなたは上司の榊原（平埜生成）から、衣装の一部を日本で製作してほしいと連絡が入ったことを知らされる。アメリカで足袋の試作を作ってみたが、足が痛くならない馴染みの良い物にするためには相当な技術が必要だという。そして今回、以前撮影チームが来日した際に衣装担当者が気に入った、雉真繊維の足袋に白羽の矢が立った。

　ある日、ひなたが帰宅すると居間に大叔父の勇（目黒祐樹）の姿が。榊原から聞いた雉真繊維の足袋に関する嬉しいニュースを伝えると、勇は「よーよーの打順が回ってきた」と喜び、涙を流した。さらに勇は、「足袋を作り続けてほしい」と言っていた父親の千吉（段田安則）に思いをはせ「雉真の足袋がひ孫（ひなた）の仕事の役に立つとは」「作り続けてよかった。守り続けてよかった。心からそう思う」と語った。という展開だった。

　放送後、SNS上には「勇さん同様に泣けました」「千吉さんの遺言を守り続けてよかった」「勇大叔父さん、年を取ってかなり涙脆くなりましたね」「海外と仕事をするのは稔さんの願いでもありました」「勇ちゃんおめでとう」などの声が寄せられた。