ダイアモンド☆ユカイ 妻との別居生活で10歳双子の子育てに奮闘「パパの料理うまいねって」妻の手助けも

[ 2022年3月31日 10:41 ]

ダイアモンド☆ユカイ
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 ミュージシャンのダイアモンド☆ユカイ(60)がフジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。妻との7カ月にわたる別居生活で苦労していることを明かした。

 ユカイは昨年夏に12年連れ添った妻と別居。12歳の長女は妻と、10歳になる双子の息子はユカイと暮らすことになった。「俺は本当に忙しかったから、子供と面と向かうことも、妻と面と向かうこともないから初めて家族の愛って、改めて知ることができた」と語り、妻とは「時間があったらたまに会う。貴重な時間だなと思えるようになってきた。妻といれる時間が」と明かした。

 ユカイは昨年、新型コロナウイルスで仕事が激減。家庭では妻と口論を繰り返すようになったという。「よく妻に言われるのは『あなたは本当に生きていくのが不器用な人で、良く誤解されていろんな人にそっぽ向かれたりする。言葉も下手だし。見てて耐えられない』って言われるんだけどさ、それでしか生きていけないんだよね。なんかつい怒っちゃったりさ、愛はあってもさ」と振り返った。そして昨夏、夫婦で話し合った結果、別居を決断。双子の息子との3人暮らしが始まった。

 それまで子育ては妻任せだった。初の子育てで、悪戦苦闘したのは時間配分だったとし、「例えば朝起きてさ、弁当作るにしてもその時間内に作らなきゃいけないとかさ、水筒持たなきゃいけないとか、ゴミ出さないといけないとか、スーパーに買い物行かなきゃいけないとかさ、あと送り迎え。段取りが悪いからね、俺。段取りが勉強です」と語った。

 早朝に起き、子供たちの朝食づくり、送り出した後は掃除やゴミ出し、夕飯の買い物とドタバタな毎日。中でも苦手なのは食事作りだが、救いの手を差し伸べてくれたのは別居中の妻だった。「きゅうりのつくだ煮の作り方教えてもらったりとかさ。息子たち好きだから。案外やってみると簡単なんだよ。いろんな料理の作り方教えてもらうこともできるし」。

 弁当作りは上達したかと聞かれると、「だいぶ上達しちゃって、双子がさ『パパの料理うまいね』って言ってくれるんだよ。まあ『おばあちゃんの方がうまいけど』って言われたけど」と笑ってみせた。外食やテイクアウトに頼ることもあるが、週の半分以上は台所に立っているとした。

 「子供見ててさ、こいつらのためにはやんなくちゃ、そんなことでへこたれてちゃ、こいつらまだ小学校だしさ。俺が不器用なの分かってんのよ。優しいのよ。俺が支えてるんだけどさ、精神的にはやつらに支えられてるね。まだまだあと10年、頑張んなきゃいけねえなって。全力ですよ」とも語った。

 現在別居して7カ月。最近は妻に対する気持ちについても変化が芽生えたという。「距離を取ることによって、ああやっぱり俺はこいつしかいないんだなって気持ちが分かったりとかして」。還暦を迎え、「全て一生懸命って言う言葉がここまで身に染みる年になったから。何でも一生懸命やんないと時間がたっちゃうから。一ミリの時間も惜しいね」としみじみ。子育てについては「結局、子育ての結果って死んだときに出るんだと思う。親が死んだときに初めて『あ、パパってこういう人だったんだな』って。それでいいと思うよ。そのために今、頑張らないと」と話した。

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2022年3月31日のニュース