橋下徹氏 尾身会長のコロナ第7波警戒感に「必要な情報を伝えながら、過度に不安がる必要はない」

[ 2022年3月31日 08:31 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が31日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナ対策分科会の尾身茂会長が30日、衆院厚労委員会で「花見だとか、歓送迎会というものが、多分これから多くなる可能性があるので、私はリバウンド(感染再拡大)が起きる可能性はあり得ると思っている」と述べたことに言及した。

 尾身氏は現在リバウンドが起きているかについては、3連休中で検査数が少なく、感染の報告数が減っている中、人々の活動が活発化して接触、感染の機会が増えている可能性があるため、「もう数日様子を見る必要がある」とした。東京都では30日に新型コロナウイルスの感染者が新たに9520人報告された。1週間前の水曜日より約3000人、増え、4日連続で前週の同曜日を上回った。

 MCの谷原章介が「第6波が収まり切ってない中、第7波に突入する心配が増えて来てますね」と聞くと、橋下氏は「医療がひっ迫するといろんな所に影響しますし、死者数や重症者数が増えるということは危機意識を持たなきゃいけないと思うんですけれども、ただ、どうなんでしょう。今、ウクライナ・ロシア戦争という非常に世界で大変な話題が連日、報道されている中で、コロナの情報があまり報道されなくなると、ある意味、僕らはコロナで不安感というものがちょっとなくなってきているのかなっていうところがあります」と指摘。そして、「報道が悪いってことではなくて、報道で強調しすぎることによって不安感が生じるということもあると思いますから、僕は必要な情報、医療のひっ迫とか重症化率とか死者数とか必要な情報はしっかり伝えながら、あまり過度に不安がる必要はないのかなと思います」と自身の見解を述べた。

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2022年3月31日のニュース