芸能リポーター“卒業”井上公造氏 最後のテレビ生出演 島田紳助さんからの意外な忠告とは?

[ 2022年3月31日 17:17 ]

井上公造氏
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 芸能リポーターの井上公造氏(65)が31日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演した。

 この日を最後に芸能取材の一線から退くことを明かしており、すべてのレギュラー番組を降板。この日は最後のテレビ生出演となった。MCのフリーアナウンサー宮根誠司とは、26年の付き合い。当時はローカル局で芸能ニュースのコーナーを制作することがなく、2人で探り探り番組を作ったことを振り返った。宮根が「新聞1枚でですよ。それで20分、ずっとしゃべるんですよ。よくやりましたよね」と明かすと、井上氏は「振り返ってみると、宮根さんにやらされたという思いしかないんですよ」と毒づき、笑わせた。

 番組では、芸能史に残る出来事の裏話を明かした。歌手の故・美空ひばりさんが病から復活し、開催した東京ドームコンサートでは、出口から一番近い楽屋にベッド、酸素ボンベが置かれ、関係者口には救急車がスタンバイしていたという。いつ倒れてもおかしくないことを裏付ける状況だったが、井上氏は「お客様はまったく気づいてなかった。39曲も歌ってるんですよ?」と当時の驚きを口にした。そんな姿を「体調の悪いところはまったく見せず、最後まで歌われた。完全復活を…だから不死鳥なんですけど、プロ中のプロですね」と称賛した。

 懇意にしていた俳優の故・勝新太郎さんとは、8軒のはしご酒をともにした豪快伝説も明かし、宮根らを驚かせた。井上氏は「本当に魅力的な人でした。色気もありました」と懐かしんだ。

 井上氏は、番組でも共演した元コメディアンの島田紳助さんにも卒業を報告したという。すると「やっと仲間になれるね」と労をねぎらってくれたという。さらに「『これから過ごしていくのに、お金はそこそこあった方がいい。遊ぶためには、友達がいないと楽しくない。もう一つ、筋肉は裏切らない。筋肉を付けろ』ということをすごく強調していました」と、紳助さんからのアドバイスも明かした。

 最後にメッセージを求められたが、CMのタイミングに。CM明けに仕切り直して「長い間、ありがとうございました。宮根誠司さんと出会ってなければ、今日の僕はないと思い、本当に感謝しています。多くの視聴者の方に支えられたから今日があるとも思っています。これからも地道に頑張りますけど、本当にありがとうございました」と、感謝を口にした。

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2022年3月31日のニュース