井上貴博アナ ラグビー高校選抜大会の実行委に疑問…代替試合と「なぜ同じ対応ができなかったのか」

[ 2022年3月31日 17:58 ]

TBS井上貴博アナウンサー
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 TBS井上貴博アナウンサー(36)が31日、キャスターを務めるTBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、新型コロナウイルスの影響で中止になったラグビー全国高校選抜大会決勝の代替試合について私見を語った。

 報徳学園(兵庫)と決勝を戦う予定だった東福岡(福岡)は、対戦したチームに新型コロナウイルス陽性者が確認され、大会実行委員会からの辞退勧告を同校が受け入れて出場辞退となった。大会は報徳学園が不戦勝による優勝で閉幕することになっていた。

 この事態に粋な計らいを見せたのが、リーグワン埼玉。チームの練習グラウンドを貸し出して代替試合開催を提案した。事前に東福岡の選手を含む対象者全員のPCR検査を行い、陰性が確認され、開催にゴーサインが出た。非公式戦として行われたこの日の試合は、東福岡が37-10で勝った。試合は埼玉の公式YouTubeチャンネルで生配信した。

 井上アナは「周りの大人が動いて試合ができたのは良かったですし、素晴らしい」と、試合開催に尽力した関係者を称賛。一方で、「試合ができたのは、東福岡の選手全員に検査を行って、全員陰性だった、だからやらせてあげようと。だとしたら、高校ラグビーの関係者はなぜ同じ対応ができなかったのかということも感じてしまいました」と、大会実行委員の判断に疑問を呈していた。

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2022年3月31日のニュース