日向坂46 念願の東京ドーム公演開催 佐々木「ここが新たな出発の場所」

[ 2022年4月1日 00:00 ]

念願の東京ドーム公演を行った日向坂46

 日向坂46が30、31日、初の東京ドーム公演を開催した。3周年記念ライブ「3回目のひな誕祭」と題し、2日間で満員となる約10万人を動員。コロナ下で東京ドームを満員にし、2日間ライブを行ったアーティストは日向坂46が初めて。デビュー曲「キュン」など全28曲を披露し、会場は熱気に包まれた。

 東京ドームは改名前の「けやき坂46」時代の曲「約束の卵」で「約束の彼の地」と表現し、目標としてきた場所だ。20年に開催予定だったが新型コロナウイルスの影響で2度延期。約2年3カ月越しの夢舞台に立った。キャプテンの佐々木久美(26)は「“約束の卵”を歌い始めた時はここがゴールだと思っていたけど、新たな出発の場所に。これからもおひさま(日向坂46のファンの呼称)の皆さんと夢をかなえていきたい!」と涙した。「誰よりも高く跳べ!」では東京ドームの中央で「東京ドーム…跳べー!」と満面の笑みでファンをあおっていた。

 昨年6月から体調不良で休業していたエース・小坂菜緒(19)も今回のライブでステージに復帰した。全28曲中10曲に参加し「お久しぶりです。またここに戻ってくることができました!」と笑った。佐々木は「こさかな(小坂の愛称)が帰ってきてくれてうれしい。自分のペースでやっていこうね」と激励。ファンもペンライトを振り、小坂にエールを送った。

 2019年に「日向坂46」に改名し、今年で3周年。潮紗理菜(24)は「私たち日向坂46の3歳の誕生日ですが、ここにいるおひさまの皆さんのお誕生日でもあります!世界で一番大きなお誕生日会場として、最高の一日にしましょう!」と話した。「けやき坂46」時代の曲や衣装も登場し、会場は大盛り上がり。ペンライトで「永遠の白線」は白、「キツネ」は赤、「JOYFUL LOVE」は客席全体で虹色表すなど、メンバーと“おひさま”が一体となったライブとなった。ダブルアンコールを経て、最後に「約束の卵」を披露。メンバーは万感の思いで“約束の彼の地”での公演を結んだ。

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2022年3月31日のニュース