たむけん 全米進出第一歩!6月、米でピン初仕事 音楽フェス司会「アドベンちゃ~が始まっちゃ~」

[ 2022年3月31日 05:30 ]

6月に米国で初のピン仕事に挑戦する、たむらけんじ
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 ピン芸人たむらけんじ(48)が、アメリカンドリームの第一歩を踏み出すことになった。6月11、12日に米ロサンゼルスで実施される野外音楽フェス「ライジング・ジャパン・ミュージックフェス」の司会役に抜てき。米国での仕事はピンでは初となり「アメリカでのアドベンちゃ~が始まっちゃ~」と持ちギャグで意気込んでいる。

 たむらは50歳の誕生日となる来年5月に芸人を引退し、米国を拠点に実業家として活動することを公表。今回はレギュラー番組を調整して10日ほど休みを取って渡米。関係者によると、今後の活動に向けた現地との“パイプづくり”の意味もあるという。

 司会者として参加するフェスは、在米日本人や日本ファンの外国人らを対象とした、2日で動員8000人規模のイベント。日本と米国の双方から大物アーティストを呼ぶ予定で、それだけに名前を売るチャンスでもある。

 フェスの総合演出を務め映画監督としても活躍する山北龍二氏(52)によると、メインステージでの司会に加えDJブースでのイベントも構想中。「誰が一番素晴らしい“ちゃ~”を披露できるか競う“ちゃ~コンテスト”を考えています」という。自身の持ちネタで日本の名物でもある獅子舞を引っ提げて“話芸の神”としての降臨にも期待が高まる。

 米国での初仕事は2006年にハリウッドで上演された吉本新喜劇のロス公演。これまで旅行を含め4度の渡米歴があり「スケールのでかさがたまらない」と現地にほれ込んでいる様子だ。

 肝心の英語力には不安が残るが「司会は通訳の方が入るので、ほとんど日本語。それでウケへんかったら言葉の壁のせいにするから大丈夫」ときっぱり。「緊張感はゼロ。ワクワクする感じしかない」と早くも臨戦態勢だ。

 《ピース綾部、渡辺直美ら海渡る芸人増加》たむけんは実業家としてだが、近年、米国進出を目指す芸人が増えている。2017年10月にはピースの綾部祐二(44)が渡米。ネットフリックスの料理番組に出演を果たすなど、現地でコメディアンとして定着することを目指している。渡辺直美(34)はファッションやメーク、ダンスパフォーマンスなどが人気となり、21年3月から活動の場を米国に移した。ウーマンラッシュアワーの村本大輔(41)は今年3月以降の米国移住を宣言している。過去にはなかやまきんに君(43)が“筋肉留学”したケースもある。

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