ブルース・ウィリス 俳優引退の意向、失語症公表「認知能力に影響」

[ 2022年3月31日 05:46 ]

ブルース・ウィリス(AP)
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 米アクション映画「ダイ・ハード」シリーズなどで知られる俳優ブルース・ウィリス(67)は30日、最近になって失語症との診断を受けたと公表し、俳優業から引退する意向を明らかにした。親族が声明を発表した。疾患が「(ウィリスの)認知能力に影響を与えている」としている。

 詳しい症状は不明だが、親族は声明で「熟慮の末、ブルースは彼自身にとって大きな意味を持つキャリアから離れることにした」と説明。長年にわたるファンのサポートに謝意を示した。

 ウィリスは1955年、当時の西ドイツ出身。「ダイ・ハード」(88年)の主人公ジョン・マクレーン役で人気を博し、その後も「フィフス・エレメント」(97年)、「アルマゲドン」(98年)、「シックス・センス」(99年)など数々のヒット作に出演した。

 米メディアによると、出演作の興行収入は全世界で50億ドル(約6千億円)超に上る。(共同)

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2022年3月31日のニュース