坂上忍 ワリエワの摂取問題に「これだけのトップ選手なんだったら自覚あるだろう」「同情するところは…」

[ 2022年2月17日 14:48 ]

坂上忍
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 俳優の坂上忍(54)が17日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜前11・55)に生出演。昨年12月のドーピング違反が発覚しながら北京五輪出場継続が認められ、フィギュアスケート女子SPで1位となったカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)についてコメントした。

 15日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、ワリエワからは禁止薬物トリメタジジン以外に、禁止物質ではないものの、心臓疾患の治療に使用される「ハイポキセン」「L―カルニチン」も検出されたことが明らかになった。また、薬物検出についてワリエワ側の弁護士は、ワリエワの祖父が服用している心臓の薬に禁止薬物の成分が入っており、祖父と同じグラスを使ったことが要因としている。

 坂上は「ワリエワ選手が15歳だからって、事実が分かっていない中、安易に同情する気にはなれないよね」とコメント。続けて「厳しいって言われるかもしれないけど、15歳でもこれだけのトップ選手なんだったら自覚あるだろうって思ってるから。ただワリエワさんに同情するところがあるとするならば、ロシアって日本と違ってメダル獲って国威発揚(こくいはつよう)で政府に貢献して、政府の一員レベルだと思っているわけ」と私見を述べた。

 最後には「そこの国に生まれてしまって、それが常識になっちゃったという所だと僕はとても同情するわけ。そこは抗えないもんね、生まれる国は選べない」と話した。

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2022年2月17日のニュース