石塚元章氏 ドーピング問題に私見「何らかの形で出てきた段階で、外れてもらうっていうのが…」

[ 2022年2月17日 17:59 ]

ワリエワ(撮影・小海途 良幹)
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 CBC特別解説委員の石塚元章氏が17日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。北京五輪フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ROC)をめぐるドーピング問題について私見を述べた。

 ワリエワは昨年12月のドーピング検査で禁止薬物が検出され、いったんは暫定的な出場停止処分が科されたが、ワリエワ側の異議申し立てで処分が解除に。その後紆余曲折を経て、シングルへの出場が認められ、15日のショートプログラムで首位に立った。薬物検出についてワリエワ側の弁護士は、同薬物の成分を持つ薬を飲んだワリエワの祖父と同じグラスを使ったことが要因としている。

 これに対し石塚氏は、「ワリエワ選手のことばっかり言っちゃいますけど、彼女がいるか、1位か2位かってそういうことで、関係する人たち全部の順位が変わってくる。その人たちの努力ってものがそこにあるわけだから」と語った。

 さらに、「平等性ということでいうと、お薬が(体内に)入ったねってことが何らかの形で出てきた段階で、外れてもらうっていうのが僕は反ドーピングの本来の考え方だという風に思っていますので、もっと厳しくやるのが本当だろうなと思います」と自身の見解を述べた。

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2022年2月17日のニュース