モト冬樹 ワリエワのドーピング問題に「若かかろうがオリンピックに参加する以上、規則には従うべき」

[ 2022年2月17日 18:02 ]

モト冬樹
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 タレントのモト冬樹(70)が17日までに自身のブログを更新。昨年12月のドーピング違反が発覚しながら北京五輪出場継続が認められ、フィギュアスケート女子SPで1位となったカミラ・ワリエワ(15、ロシア・オリンピック委員会=ROC)について記した。

 15日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、ワリエワからは禁止薬物トリメタジジン以外に、禁止物質ではないものの、心臓疾患の治療に使用される「ハイポキセン」「L―カルニチン」も検出されたことが明らかになった。また、薬物検出についてワリエワ側の弁護士は、ワリエワの祖父が服用している心臓の薬に禁止薬物の成分が入っており、祖父と同じグラスを使ったことが要因としている。

 モトは、ワリエワがSP首位発進したことを記し、「ドーピングの話が今になって出てきたこと事態問題だけど、それを曖昧にして競技に参加させることの方がもっと問題だ」と指摘。「15才という年齢もあって、可哀想だという見解があったけど疑惑の中出場させる方がもっと可哀想だ」と私見をつづった。

 また「どれだけ素晴らしい演技をしても、まわりからはドーピングのおかげだと思われてしまう」と予測。「いままでドーピングが発覚して出場を断念した選手も全く納得がいかないと思うし、だいいち若かかろうが年がいっていようがオリンピックに参加する以上、規則には従うべきだ」と自身の考えを記し、最後には「年齢は全く関係ない。出場したことでもっとも傷つくのはワリエワ選手本人なのにな」とした。

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2022年2月17日のニュース