「鎌倉殿の13人」鎌倉幕府3代将軍・源実朝役は誰?三谷幸喜氏と鶴岡八幡宮へ「新しい実朝を」

[ 2022年2月17日 10:35 ]

小栗旬が主演を務める大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のメーンビジュアル(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)の番組公式ツイッターが17日に更新され、源頼朝(大泉洋)の次男・源実朝役を演じるキャストの音声コメントとシルエットが公開された。

 「源実朝という役は第3代征夷大将軍で、源氏の最後の将軍ということになります。実は先日、脚本家の三谷幸喜さんと実朝が最期を遂げた鶴岡八幡宮にご祈祷に行ってきました。その際に三谷さんとお話ししたのが、実朝という人物がこれまで政治や戦い、争いなどに消極的がゆえに、逃げるかのように蹴鞠や和歌といった趣味に興じるという、割と文弱な将軍というイメージだったんですけど、決してそうじゃなくて、実は蹴鞠や和歌に没頭したのも、朝廷側とのコミュニケーションを取って、より豊かな国にしようとか、そういった政治も含め『実は凄い賢い人間だったんじゃないのか』という話もしました。宋という中国に渡る船を作って、最終的にはそれは失敗に終わったんですけど、それも海外に向けての政治みたいなものを考えていたんじゃないのかという『新しい実朝をつくりたい』という話をさせていただきました」

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 20年11月16日から5日連続の第1次出演者発表、21年4月15日の第2次出演者発表(新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行)時の三谷氏による“似顔絵予告”に続く異色の発表スタイルとなった。

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2022年2月17日のニュース