「鎌倉殿の13人」“13人衆”10人目・八田知家は市原隼人「わびさびの心を見つめ直し」5年ぶり大河

[ 2022年2月17日 13:00 ]

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で八田知家役を演じる市原隼人
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 俳優の市原隼人(35)が放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)にタイトルの「13人衆」の一人、八田知家(はった・ともいえ)役で出演することが17日、番組公式ツイッターで発表された。市原の大河出演は僧侶・傑山役を演じた2017年「おんな城主 直虎」以来、5年ぶり2作目。13人衆のうち、キャストが判明したのは10人目。残り3人となった。

 この日午前、音声コメントとシルエットを先行公開。20年11月16日から5日連続の第1次出演者発表、21年4月15日の第2次出演者発表(新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行)時の三谷氏による“似顔絵予告”に続く異色の発表スタイルとなった。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏が脚本を手掛け、俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は04年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 八田知家は北関東を治める御家人。北条の敵か味方か。

 市原は「生々しい泥臭さと人間臭さをまとい、いまだ多くの謎に包まれている十三人の合議制の一人の武将、八田知家を演じさせていただきます。この度の大河ドラマで三谷さんが八田の歴史を記すと言っても過言ではありません。私自身、楽しみにしております。日本人として歴史ものの作品に携われる喜びをかみ締めながら、いま一度、わびさびの心を見つめ直し、参加させていただきます」と意気込んでいる。

 13人衆の三谷氏流の覚え方は「ひかわなにお ほほはあみあみ」。比企能員役は佐藤二朗、梶原景時役は中村獅童、和田義盛役は横田栄司、中原親能役は未発表、二階堂行政役は未発表、大江広元役は栗原英雄、北条義時役は小栗、北条時政役は坂東彌十郎、八田知家役は市原、足立遠元は未発表、三浦義澄役は佐藤B作、安達盛長役は野添義弘、三善康信役は小林隆。

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2022年2月17日のニュース