東国原英夫 ワリエワ問題に私見「出場見送られるべきだった」 一方でメンタルへの心配も

[ 2022年2月17日 16:15 ]

 元衆院議員でタレントの東国原英夫(64)が17日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、北京五輪フィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ROC)をめぐるドーピング問題について私見を語った。

 ワリエワは昨年12月のドーピング検査で、心肺機能を高めて有酸素運動を助ける禁止薬物「トリメタジジン」が検出され、いったんは暫定的な出場停止処分が科されたが、ワリエワ側の異議申し立てで処分が解除に。その後、紆余曲折を経て、シングルへの出場が認められ、15日のショートプログラムで首位に立った。薬物検出についてワリエワ側の弁護士は、同薬物の成分を持つ薬を飲んだワリエワの祖父と同じグラスを使ったことが要因としている。

 東国原は「平等を期するという意味合いにおいて、やはり僕は出場は見送られるべきだったんじゃないかなという立場です」と、ワリエワの出場を認めた国際オリンピック委員会(IOC)の判断と相対する見解を示した。

 一方で、ワリエワが15歳の未成年者であることに配慮も必要との意見も。「16歳未満ですから、保護観察内ということで、精神的な面、メンタルな部分も含めて出場だけはさせるということだったんでしょうけど、それはそれで分かるんですけど…」と複雑な思いも打ち明けた。

 ワリエワはこの日夜にフリーの演技に登場する。東国原は「この状況の中で、ショートプログラムではトップでしたよね。フリーでどれくらいの精神的なダメージを受けながら演技をするのかなと、そのへんにも注目しているんですけど。今回は難しい問題ですね」と、スッキリとした正解が出せない様子だった。

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2022年2月17日のニュース