ワリエワは「凄い精神力…普通の日本人の感覚だったら空気読んで辞退」出場しSP1位に田端信太郎氏

[ 2022年2月17日 00:10 ]

<北京五輪 フィギュア>コーチ陣に挨拶してリンクを引き揚げるワリエワ(撮影・小海途 良幹)
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 実業家の田端信太郎氏(46)が16日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)に出演。カミラ・ワリエワ(15=ROC、ロシア・オリンピック委員会)のドーピング問題に揺れる北京五輪フィギュアスケートについて言及した。

 安藤美姫、パックンが私見を述べ議論が熱くなる中で意見を求められた田端氏は「あんまり興味なかったんですけど、ご本人の心境を想像すると、凄い精神力だなと思えるんですよね。こういう状況の中で、普通の日本人の感覚だったら空気読んでまず辞退しそうな気もしなくもないし。出た上でさらに1位の点を取るということは、逆にプレッシャーというか…。それでうまくパフォーマンスできなかったら『それ見ろ!』って言われちゃうじゃないですか。(世界が注目する中)それで横綱相撲というか、文句を言わさず1位を今取れているということは、1周回って感心する」と独特の言い回しでワリエワを評した。

 番組内では出場してどんな結果になろうとも傷つくのは15歳のワリエワだと話し、出場を決めた、許可した大人たちの判断、都合などが一番の問題であるとした。解決策としては、エキシビションでの参加やメダル争いには参加しない形での出場など、ワリエワを含む全選手のことを考えた他の策があったのではないかと最後まで“大人のグレーな判断”に疑問を呈していた。

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