漫談家・松鶴家千とせさん死去、84歳 「わかるかなぁ?わかんねぇだろうなぁ」で人気

[ 2022年2月17日 15:01 ]

松鶴家千とせさん(2003年撮影)
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 「わかるかなぁ?わかんねぇだろうなぁ」のフレーズで人気を呼んだ漫談家の松鶴家千とせ(しょかくや・ちとせ、本名小谷津英雄=こやつ・ひでお)さんが17日午前10時4分、心不全のため東京都足立区の病院で死去した。公式サイトで発表された。84歳。福島県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は長男小谷津英之(こやつ・ひでゆき)氏。

 公式サイトでは「1月28日より入院してたんですが、本日、17日木曜日10時4分、綾瀬循環病院様に療養してたんですが、心不全にて、永眠しました。皆様、大変お世話になりました。誠に、ありがとうございました」と伝えた。

 1938年、旧満州で生まれ、福島県原町市(現南相馬市)で育つ。中学校卒業後の53年、歌手を目指して福島県から上京し、松鶴家千代若・千代菊に入門。67年に千とせ流家元三代目「松鶴家千とせ」を襲名した。70年代にはアフロヘアにサングラスのスタイルで人気となり、「わかるかなぁ?わかんねぇだろうなぁ」のフレーズで大ブレーク。75年にリリースしたシングル「わかんねェだろうナ(夕やけこやけ)」は160万枚の大ヒットとなった。

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2022年2月17日のニュース