「鎌倉殿の13人」“ラスボス”後鳥羽上皇役は誰?13人衆のオファーなく「正直憤り(笑)」も「まさか」

[ 2022年2月17日 11:05 ]

小栗旬が主演を務める大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のメーンビジュアル(C)NHK
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 俳優の小栗旬(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)の番組公式ツイッターが17日に更新され、後白河法皇(西田敏行)の孫・後鳥羽上皇役を演じるキャストの音声コメントとシルエットが公開された。

 役柄について「今回の物語では、後鳥羽上皇は(主人公の)義時に対しての最後のボス、『ラスボス』と言っても過言ではないと思っております。義時に対して挙兵しまして、最終的には敗北してしまうわけですけれども、最後の大きな壁として義時に立ちふさがり、そして後鳥羽上皇を超えて、義時が君主として世を治めていくということになりますので、物語の中ではとても重要な役どころと思っておりますので、これからどんどん役を掘り下げて、深めていきたいなと思っております」と説明。

 「小栗旬さんがこの大河ドラマに主演されると聞いた時はですね、普段から仲良くさせていただいている身としましては、非常にうれしくて、ドラマを楽しみにしていたところもありますし。ちょうど小栗さんがこのドラマの出演が決まった時に、たまたま電話でお話しさせていただく機会があり『鎌倉殿の13人で何か一緒にやりたいね』なんて話も実はしていました。でも13人の中に私の名前はなく、正直憤りを感じていたわけですが(笑)、まさか最後の最後に後鳥羽上皇としてお話を頂けるとは思ってもいなかったので、非常にうれしかったです」とオファーの心境を明かした。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。タイトルの「鎌倉殿」とは、鎌倉幕府将軍のこと。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に、頼朝の13人の家臣団が激しいパワーゲームを繰り広げる。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本。小栗は8作目にして大河初主演に挑む。

 20年11月16日から5日連続の第1次出演者発表、21年4月15日の第2次出演者発表(新垣結衣、佐藤浩市、西田敏行)時の三谷氏による“似顔絵予告”に続く異色の発表スタイルとなった。

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2022年2月17日のニュース