南果歩 瀬戸内寂聴さん悼む「寂しくて堪りません もう一度お会いしたい」 最後の電話は5月の誕生日

[ 2021年11月11日 16:42 ]

南果歩
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 女優の南果歩(57)が11日、自身のインスタグラムを更新。9日に99歳で亡くなった小説家で天台宗大僧正の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんを追悼した。

 南は寂聴さんの肩に手を置き、笑顔を浮かべる2ショット写真とともに「異国の地ニューヨークで寂聴先生の訃報に触れ、私の心は京都寂庵に有ります。幾度、寂庵に先生を訪ねたことでしょう」と投稿。「私の不幸話を笑い飛ばし『あなた、これからが人生楽しいんだから、たくさん恋をしなさいよ!』と、いつも励ましてくださいました。先生の法話と笑顔に救われたのは私だけではありません」とつづった。

 「最後にお電話でお話したのは今年の先生のお誕生日でした」と、寂聴さんの99歳の誕生日だった今年の5月15日に電話で話をしたことを明かし、「『先生だけが100歳のアイドルになれる方ですよ』とお伝えすると、『あら、それ悪くないわね』と、また2人で笑い合いましたね」と振り返った。

 「最後まで連載を抱え、作家として命を燃やし続けた先生を敬愛して止みません。そして、先生のお言葉と笑顔はこれからも私の支えとなるでしょう。お側で先生の生き方に触れることができた幸せを、先生が旅立たれた後に、より一層感じるのだと思います。今は寂しくて堪りません。寂聴先生、もう一度お会いしたいです。心からの感謝をお伝えしたいです」と記した。

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