石田純一 瀬戸内寂聴さん悼む「ずっと現役でいらっしゃった…本当に見事」「崇拝しております」

[ 2021年11月11日 17:31 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(67)が11日、隔週で木曜コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」(月~金曜後3・30)に生出演。9日に99歳で亡くなった小説家で天台宗大僧正の瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)さんを追悼した。

 芸歴40年を超えるが石田だが、寂聴さんにお会いする機会は1度もなかったという。「でもよく本を読まさせていただきました。(もともと)『源氏物語』が好きなので、瀬戸内版と言っても良いんですかね。それもよく読まさせていただきました」と明かしつつ、「ずっと現役(小説家)でいらっしゃったというところは本当に見事だし。個人的には崇拝しておりますけども…。(小説で)物凄く男と女とか、人間の業とかを描いたのも見事でしたけど、寂聴さんの生き様もそのようだったみたいですよね」と石田。

 2年前、同番組に寂聴さんが出演した際のコメントを振り返りつつ、パーソナリティーの斉藤一美アナウンサー(53)が「昨今の草食男子の存在を嘆いていた。若い男が女に興味がなくてどうするの?と。要は石田純一のようであれってことで、絶対に(寂聴さんと石田は)相性が良かったと思いますよ」と語ると、石田は「お会いしたかったですけどね。でも、本で随分こちらはお会いさせていただきました」と言及。

 生前、寂聴さんが国家権力に対して歯に衣着せぬ物言いで立ち向かったり、国会前の安保法案反対集会に参加するなど、さまざまな活動を行っていたことに触れつつ、「寂聴さんのおっしゃる通り、試練に立ち向かって少しでも勇気を出して頑張りたいと思います」としのんだ。

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2021年11月11日のニュース