東国原英夫 10万円相当給付の所得制限に「夫が950万で妻も950万でもらえる…制度設計がちょっと」

[ 2021年11月11日 14:54 ]

 元宮崎県知事で衆院議員も務めたタレントの東国原英夫(63)が11日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。自民、公明両党が新型コロナウイルス経済対策として一致していた18歳以下の子どもへの10万円相当給付に当たり、年収960万円の所得制限を導入する方針で合意したことに言及した。

 岸田文雄首相(自民党総裁)と山口那津男公明党代表が官邸で会談し、確認した。首相は夜の記者会見で「厳しい経済状況にある学生にも、修学継続のため10万円の緊急給付金を支給する」と明らかにした。政府は自公党首会談での決着を踏まえ、19日の閣議で給付策を盛り込んだ経済対策を決定し、早期給付を目指す。首相と山口氏の会談ではマイナンバーカード新規取得者や保有者に対し、最大2万円分のポイントを付与することも申し合わせた。

 東国原は、所得制限が設けられたことに「僕はずいぶん前から所得制限はつけるべきだということを申し上げてきたので当然だろうなと」とし、「うがった見方をすると、自公で出来上がっていた話なんじゃないかと邪推もできる」と自身の見方を話した。そして所得制限の“中身”について「共働きの場合は、夫と妻、高い方を基準にしている。夫が950万で妻も950万でもらえるんですよね。夫が970万で妻が専業主婦だったらもらえない。こういうところが穴になっている。制度設計がちょっとね」と首を傾げていた。

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2021年11月11日のニュース