【明日11月12日のカムカムエヴリバディ】第10話 戦況悪化…甲子園出場を目指す勇にも不測の事態が

[ 2021年11月11日 13:00 ]

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第10話。『たちばな』・居間にて。ラジオで「基礎英語講座」を聞く安子(上白石萌音)(C)NHK
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 女優の上白石萌音(23)が1人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は12日、第10話が放送される。

 安子(上白石)と稔(松村北斗)の関係を知りつつも、安子への恋心を諦めることは出来ない勇(村上虹郎)。複雑な思いを抱えたまま、甲子園出場を目指してひたすらに練習に励んでいた。しかし若い男性には召集令状が届きはじめ、連日ラジオからは各国の戦況を伝える臨時ニュースが流れていた。勇にとって最後の夏にも戦争の波が襲いかかる。着実に戦争が日常を変えていく中、安子の心も大きく揺れ動いていた。

 上白石&深津絵里(48)&川栄李奈(26)がヒロインを務める朝ドラ通算105作目。ヒロイン3人は朝ドラ史上初。2007年後期の名作「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀氏によるオリジナル脚本。ラジオ英語講座と3世代の女性による100年のファミリーヒストリーを描く。安子(上白石)の物語は日本でラジオ放送が始まった1925年(大正14年)の岡山から、安子の娘・るい(深津)の物語は62年(昭和37年)の大阪から、るいの娘・ひなた(川栄)の物語は昭和40年代の京都から始まる。

 岡山市の和菓子屋に生まれた安子は、あんこが大好きな心優しい素直な女の子。激動の世の中を懸命に生き抜いていく。

 主題歌は森山直太朗(45)が作詞・作曲し、AI(40)が歌うオリジナルソング「アルデバラン」。語りは俳優の城田優(35)が務める。

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