橋下徹氏 10万円相当18歳以下給付に「愚策」「経済対策で配るんだったらもっと大きな額を国民全体に」

[ 2021年11月11日 08:43 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が11日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民、公明両党が新型コロナウイルス経済対策として一致していた18歳以下の子どもへの10万円相当給付に当たり、年収960万円の所得制限を導入する方針で合意したことに言及した。

 岸田文雄首相(自民党総裁)と山口那津男公明党代表が官邸で会談し、確認した。首相は夜の記者会見で「厳しい経済状況にある学生にも、修学継続のため10万円の緊急給付金を支給する」と明らかにした。政府は自公党首会談での決着を踏まえ、19日の閣議で給付策を盛り込んだ経済対策を決定し、早期給付を目指す。首相と山口氏の会談ではマイナンバーカード新規取得者や保有者に対し、最大2万円分のポイントを付与することも申し合わせた。

 橋下氏は「この給付政策は、僕は愚策だと思ってます」とし、「もしお金を経済対策で配るんだったら、経済対策数十億円規模でやるって言ってるんですから、もっと大きな額を国民全体に配ればいいと思っています。役人がしょうもない経済対策の事業をやるぐらいだったら、僕はお金を配ればいいと思ってる」と自身の考えを述べた。

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2021年11月11日のニュース