二木芳人教授 東京都コロナ感染者数に「重症者数、死者数がいつピークを迎えるかが1つのポイント」

[ 2021年1月22日 10:22 ]

フジテレビ社屋
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 昭和大の二木芳人客員教授(感染症学)が22日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。東京都で21日に新型コロナウイルスの感染者が新たに1471人報告されたことに言及した。

 今月の感染者は3万人を超えて3万482人となった。累計も9万人台に達して9万659人となり、今月だけで全体の3分の1を占める。60~90代の男女7人の死亡も確認され、死者の累計は761人となった。入院患者は前日から73人減の2820人、うち重症者は1人減の159人。このほか自宅療養が8927人、宿泊療養が860人、入院や療養先の調整中が6874人に上った。

 二木氏は、前々週の木曜日2447人、前週の1502人に比べて感染者数が減り、実効再生産数も減っていることに「一応ピークは過ぎた感はありますね、東京に関しては」と言い、「ただ下がり具合が少し緩いかなと。高止まり上体。もう1つの問題は、これだけの患者さんが毎日毎日出ますと医療、あるいは保健業務に対する悪っていうのはしばらく続きます。現実に重症者の数とか亡くなる方っていうのは増え続けています。重症者数、死者数がいつピークを迎えるかが1つのポイント」と指摘した。

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