江口のりこ 高校進学せずバイト生活した過去語る「続いても2カ月、1日で辞めたやつもある」

[ 2021年1月22日 21:09 ]

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 女優、江口のりこ(40)が22日放送のTBS「ぴったんこカン・カンSP」(後8・00)に出演。高校に進学せず、バイト生活していた過去を振り返った。

 昨年放送の同局ドラマ「半沢直樹」での好演も話題となった江口。出身は兵庫県で「5人兄妹の4番目」として誕生した。中学卒業後、高校に進学せずアルバイト生活。うどん店、カラオケ店、喫茶店などで働いた。19歳で上京、住み込みで新聞配達し住居は3畳1間・風呂無しのアパートだったという。

 なぜそんなに早く社会に出た?と問われた江口は、「うちは兄弟も多いし、父親は定職につくということができない男だったんですよ。人に使われるのが嫌で、仕事をしてもすぐ辞めちゃう」と前置き。続けて「経済的にも余裕がなくて、お小遣いがなかった。中学を卒業してすぐ働けばお金もあって自分の好きなことが出来るって思ったので」と打ち明けた。

 バイト経験に関しては「私も父親に似て続かないんですよ。続いても2カ月でしたね」と話しつつ、「1日で辞めたやつもある」と告白した。

 1日で退職したのはアイスクリーム店での仕事。江口が働いていると、鼻血を出した女子高生が助けを求めてきたといい「それが中学の同級生だった。その時、自意識が高くて、中学を卒業して学校にも行かずに近所をウロウロしているのが恥ずかしいみたいな」。友人が高校に通学している一方で、「こっちは原付に乗って職場に通っている、恥ずかしい」と感じ、退職したそうだ。

 当時について「この街から出たい、でもお金がない、お金を作らなきゃいけない。でもみんなにバレないよう、みんながなかなか行かないような店で働いた」と回顧した江口。「感覚で言うと逃亡者みたいな感覚」と独特の言い回しで、笑いを誘っていた。

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2021年1月22日のニュース