【女優助演賞】「朝が来る」蒔田彩珠 最年少更新18歳…彩珠の時代が来る

[ 2021年1月22日 05:30 ]

2020年(第75回)毎日映画コンクール各賞決定 ( 2021年1月21日 )

最年少記録を更新する18歳で女優助演賞を授賞し笑顔を見せる蒔田彩珠(撮影・久冨木 修)
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 河瀬直美監督の「朝が来る」の演技で女優助演賞に輝いた蒔田彩珠(あじゅ、18)は「(助演賞こそ)大人の方が獲るというイメージだったので、まさか自分が受賞できるとは思わなかった」とあどけなさの残る顔ではにかんだ。18歳での受賞は90年「櫻の園」のつみきみほの当時19歳を更新する最年少記録。若き演技派の面目躍如だ。

 辻村深月さんの小説の映画化。子供を宿し出産しながら特別養子縁組制度に委ねるしかなかった中学生「片倉ひかり」のすさんでいく6年を演じ切った。

 「オーディションを受ける前に原作を読み、14歳から20歳までの長い期間を演じることは絶対に良い経験になると思いました」

 撮影前に劇中の家族と奈良で共同生活を送り、撮影中はずっと役名で呼ばれた。現場ではいつカメラが回っているのかも分からない…そんな河瀬演出に大きな刺激を受けた。

 順撮りと呼ばれる時間軸通りの撮影。完成品を見て「最初と最後で、全身、肌とかも全部別人だなと思いました。気持ちが落ちていくたびに見た目も変わっていく感じ」と自分でも驚いたと明かす。

 是枝裕和監督のドラマ「ゴーイングマイホーム」で演技開眼。実力派監督から相次いで声が掛かるが、「役の大小に関係なく雑にはなりたくない」と頼もしい。「朝」ならぬ「彩珠が来る」、そんな時代の幕開けだ。

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