NHK朝ドラ週5日放送 土曜は「平日見られなかった人のために」

[ 2019年12月18日 14:06 ]

NHK連続テレビ小説「エール」のスタジオ取材会に出席した菊池桃子、唐沢寿明、窪田正孝、佐久本宝=(右)から
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 窪田正孝(31)主演で来年3月30日にスタートするNHK連続テレビ小説「エール」(月~金曜前8・00)のスタジオ取材会が18日、東京・渋谷の同局で行われた。

 NHKは朝ドラをめぐり、これまで月~土曜の週6日だった放送を、この作品から土曜をやめて週5日にする。代わる土曜番組について、同局の土屋勝裕・制作統括は「平日見られない、ご覧いただけない方もいらっしゃると思いますので、平日見られない方への新しいサービスというようなことを今、ちょっと検討しています」と明かした。

 月~金曜のダイジェスト案がある一方で、土曜の放送直後は「チコちゃんに叱られる!」が再放送にもかかわらず高視聴率を記録している。

 土屋氏は「平日見ていただいた方にも楽しんでいけるようにしたい」としており、未公開シーンの紹介などについても「ちょっと検討しております」とした。

 月~金曜は番組の最後に、視聴者から寄せられた福島県と愛知県の魅力あふれる写真を紹介していく。

 「エール」の主人公「古山裕一」は、全国高校野球選手権の大会歌「栄冠は君に輝く」や、プロ野球・阪神の「六甲おろし」、巨人の「闘魂込めて」などを手掛けた作曲家、古関裕而がモデル。愛知から歌手を目指す女性「関内音」との文通を経て結婚する姿を描く。

 主演は窪田正孝(31)、ヒロイン役は二階堂ふみ(25)。従来の朝ドラはヒロインをメインに描いてきたが、土屋氏は「あくまで主役は古山裕一、ヒロインは関内音」と強調した。

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