黒木渚 4年ぶりフルアルバム 1月から全国ツアー「右脳が刺激されるようなものにできれば」

[ 2019年12月18日 05:00 ]

4年ぶりにフルアルバムをリリースする黒木渚
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 宮崎県日向市出身の歌手、黒木渚が最新アルバム「檸檬の棘」PRのため、スポーツニッポン新聞社西部総局を訪れた。

 4年ぶりのフルアルバムは、疾走感あふれる「檸檬の棘」など10曲が収録された。「原点回帰した感じもあり、とにかくつくりたいものを、ちゃんとつくったなという感覚です」と話した。

 黒木は16年に咽頭ジストニアの影響で1年間音楽活動を休んだ。「どん底にいた頃から、浮上していくところも書けた。(病気に)負けそうな心も、勝つぞ!という意気込みも全部、書けたなと思う」。のどに異変があった頃の「ふざけんな世界、ふざけろよ」。病気の状況が最悪の頃だったという「火の鳥」。17年の復帰作「解放区への旅」などがアルバムに連ねた。

 来年1月からは「檸檬の棘」を引っ提げて全国ツアーを行う。スタートは11日の福岡DRUM LOGOSから。「音楽も文学も立体的な空間にしたくて。そこにみんなを迎え入れたい。見ているだけで右脳が刺激されるようなものにできれば」と小説家の一面も持つ黒木らしい言葉で意気込んだ。

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2019年12月18日のニュース