宮藤官九郎に再ラブコール NHK放送総局長「また大河を」

[ 2019年12月18日 16:41 ]

東京・渋谷区のNHK社屋
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 NHKの木田幸紀放送総局長は18日の定例会見で、大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」が15日で全47話の放送を終えたことに関連し、大河脚本にオリジナル作品で初挑戦した宮藤官九郎(49)をねぎらった。

 「いだてん」を振り返り、「宮藤官九郎さんが切り開いてくれた大河ドラマの新しい一例は、NHKの大河ドラマにとって本当に大きな財産になったと思います」と評価。

 「僕の個人的な考えですが」と前置きした上で、「もし機会があれば、宮藤さんにまた大河ドラマに挑戦してもらってもいいな」と述べた。その場合は「もうちょっと分かりやすく書いてもらえるありがたいなと思います」と付け加えた。
 歌舞伎俳優の中村勘九郎(38)と俳優の阿部サダヲ(49)がダブル主演。最終回「時間よ止まれ」の平均視聴率は8・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全話の平均は8・2%で歴代ワーストに加え、史上初の一桁台に終わった。   

 大河ドラマ58作目。20年の東京五輪を控え、日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京大会までの半世紀を描き、“近現代大河”は86年「いのち」以来で33年ぶり。

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2019年12月18日のニュース