巨人 延長10回では初!「最高の味」吉川自身3度目サヨナラ打 ヤクルトに連勝し8カードぶり勝ち越し

[ 2022年7月6日 22:38 ]

セ・リーグ   巨人4―3ヤクルト ( 2022年7月6日    東京D )

<巨・ヤ>インタビューを終えタオルを掲げる吉川(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 勝つ!勝つ!勝~つ!巨人は長嶋茂雄終身名誉監督が見守った一戦で、首位ヤクルトに延長10回サヨナラ勝ちで連勝。貯金3でゲーム差を11・5とした。チームは8カードぶりの勝ち越し。ヤクルトのプロ野球新記録となる15カード連続勝ち越しを阻止し、カード3連勝を狙う。

 長嶋茂雄終身名誉監督がネット裏から見守った一戦で、巨人が劇的な勝利だ。3-3の同点で迎えた延長10回。ここまで防御率0.00で昨年3月までチームメートだった5番手・田口から、いずれも途中出場の八百板と増田陸が四球を選んでサヨナラ機をつくる。そして2死一、二塁から吉川が田口の4球目のスライダーを捉え、左中間に劇的なサヨナラ二塁打。吉川にとって20年9月22日の広島戦以来2年ぶり自身3度目のサヨナラ打、延長では初となった。“連敗しないヤクルト”のカード勝ち越し記録を阻止し「何とかしたいという気持ちで打ちました」とチームの連勝に興奮気味に話した。

 吉川は今季初で通算3度目のサヨナラ打の味をお立ち台で問われると「最高の味」と笑顔を見せた。まだゲーム差はあるが、これで首位ヤクルトに連勝し、逆転優勝へ向けて大きな一歩となった。殊勲の男は「3連勝できるように選手全員頑張るので、熱い声援をよろしくお願いします」と意気込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月6日のニュース