大打者の証 西武・中村がプロ野球歴代最多三振数を更新 通算1956で清原和博氏超えた

[ 2022年7月6日 20:46 ]

パ・リーグ   西武―オリックス ( 2022年7月6日    京セラD )

<オ・西>7回2死満塁、三振に倒れ日本記録を更新する中村(撮影・後藤 正志)
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 西武・中村剛也内野手(38)が、黒木から7回2死二、三塁で空振り三振を喫し、通算三振数をプロ野球歴代最多となる1956とした。前日に並んだ球団OBの清原和博氏を超えた。

 6度の本塁打王と4度の打点王を誇る中村は、通算本塁打数も446本で、450本の節目にあと4本に迫っている。「三振はしたくないので。三振はしたくないけど、仕方ないかなとも思っている」と語っていた。

 三振数が多いのは、長距離バッターとして長年第一線で活躍してきた証でもある。本塁打数現役最多を誇る中村は、満塁本塁打も歴代最多22本。球団からも、極端な本塁打狙いが許された希有(けう)な存在で、三振と表裏一体の打撃を貫いてきた。

【歴代三振通算記録】
(1)中村剛也 1956
(2)清原和博 1955
(3)谷繁元信 1838
(4)山崎武司 1715
(5)秋山幸二 1712
(6)金本知憲 1703
(7)新井貴浩 1693
(8)中村紀洋 1691
(9)ローズ  1655
(10)衣笠祥雄 1587

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