ヤクルト 巨人に延長10回サヨナラ負け…約2カ月ぶりの連敗で連続勝ち越しプロ野球新記録樹立ならず

[ 2022年7月6日 22:02 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―4巨人 ( 2022年7月6日    東京D )

<巨・ヤ>10回、吉川にサヨナラ打を浴びる田口(撮影・光山 貴大)
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 リーグ首位を快走するヤクルトは6日、東京Dで2位・巨人に3―4でサヨナラ負け。5月10、11日(中日戦)以来の連敗を喫し、54年の南海に並んだプロ野球記録の同一カード連続勝ち越しが「14」で止まった。

 先発の小川は2回、中田に8号先制ソロを被弾。3回の2死満塁のピンチは無失点で切り抜けるも、4回にも失点。大城に112キロのチェンジアップを上手くすくわれ、右翼スタンドに飛び込む6号ソロを浴びた。

 さらに5回には岡本和に105キロのチェンジアップを完璧に捉えられ、左中間スタンドへの21号ソロを被弾。5回104球、打者24人に対し被安打6、被本塁打3、奪三振6、与四球3の3失点という内容で降板した。

 打線は新加入のキブレハンが来日2試合目にして「5番・左翼」で初スタメンに起用されたが好機で凡退。3回、山崎の中前適時打で同点に追いつき、なおも2死満塁のチャンス迎えた第2打席で遊ゴロに倒れ逆転ならず。1―3とリードされた6回、1死二塁で迎えた第3打席は空振り三振。3打数無安打に終わり来日初安打はお預けとなった。

 それでも8回、2死一、二塁のチャンスでオスナが1点差に迫る中前適時打。相手5番手・平内を降板へと追い込むと、長岡が6番手・今村から中前適時打を放ち、同点に追いつく。

 試合は延長10回、5番手の田口が2死一、二塁から吉川に左中間を破る適時二塁打を浴びサヨナラ負け。田口にとってこれが開幕から27試合目にして初の自責点となり、今季初黒星がついた。

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