ヤクルト・村上が沈黙 戸郷攻略できず 6月“無双”も7月4戦まだ1安打

[ 2022年7月6日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト1―4巨人 ( 2022年7月5日    東京D )

<巨・ヤ>試合に敗れ、ガックリ引き揚げる村上(撮影・光山 貴大)
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 首位のヤクルトは1点しか奪えず、2カード連続でカード初戦を落とした。優勝マジックは51のまま。高津監督は「少しでも追いつく1点が取れていたらと思うけれど、なかなか打てなかった」と敗戦を受け止めた。

 先発の高橋が初回に3失点。いつもなら、すぐに点を取り返す自慢の打線が戸郷を捉えきれない。前回6月26日の対戦では6得点と攻略した右腕の前に苦戦し、クリーンアップは無安打。3、4、5番が無安打の試合は今季6戦で2勝4敗だ。

 6月は打率・410、14本塁打、35打点と絶好調だった4番の村上は7月は4試合でまだ1安打。アーチも描けず、指揮官は「そこ(クリーンアップ)だけで点を取るわけじゃないから。他で出塁して、つないで、というのがなかなかできなかったですね」と打線全体の奮起を求めた。

 52年のフランチャイズ制以降、54年の南海に並ぶプロ野球記録の14カード連続勝ち越し中。連勝で新記録を打ち立てる。(青森 正宣)

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2022年7月6日のニュース