カブス・鈴木誠也 完全復活示す2試合連発6号2ラン「割り切って打席に入って、うまく打てた」

[ 2022年7月6日 12:54 ]

ナ・リーグ   カブス8ー3ブルワーズ ( 2022年7月5日    ミルウォーキー )

勝ち越し2ランを放つカブス・鈴木誠也(AP)
Photo By AP

 カブスの鈴木誠也外野手(27)は5日(日本時間6日)、敵地・ミルウォーキーでのブルワーズ戦に「4番・右翼」で先発出場。5回の第3打席で勝ち越し6号2ランを放つなど、5打数2安打3打点を記録し、チームは8-3と快勝した。

 鈴木の試合後の主な一問一答は以下の通り。

 ――鈴木選手の働きもあり、チームが勝った。
 
 「まぁ勝ったんで良かったかなと思います」

 ――フィールドで勝ちを迎えた。
 
 「こういう試合が数多く出せればいいなあとは思いますけど、シーズン長いんで、いろんなこともあると思いますし、数多くこういう試合ができればいいなぁと思ってます」

 ――あのホームランは普通ならファールになる球ではないか。

 「多少狙ってたってのもありますし、(相手投手の)得意球っていうのがツーシームだと思うんで、2打席あそこでやられてたんで、あそこでスライダー来たら仕方がないなって感じで、割り切って打席に入ってたんで、うまく打てたので良かったなあと思います」

 ――タイムリーは体を残して打てた。

 「チェンジアップがいいピッチャーだったんで、まあまっすぐはそんなにスピードがなかったんで、ファールでもいいかなって感じで、チェンジアップが来ればいいなって感じではいたんですけど、いいところに投げられたのは投げられたんですけど、うまくバットに当たったんで良かったなあと思います」

 ――休んでいた時だからこそ、頭の中で整理できた部分などあるか。

 「どういう失敗をしてきたのかなっていうのを自分の中で振り返って、そこをこう自分なりに対策していろいろ考えて、あの時間をしっかりと良い時間にできたんで、まだ言っても2日目なんで、長くこういうのを続けられるようにしっかりやりたいなと思ってます」

 ――チームを離れている間は何が一番つらかったか。

 「やっぱ試合に出れないっていうのが一番、フラストレーションがたまっていったっていうか、まあやっぱ野球ができないっていうのは、やっぱり野球選手として、何もしてない状況と一緒なので、やっぱり試合に出たいなって気持ちはずっとありました」

 ――復帰後9打席で空振りゼロ。

 「冷静に打席の中で入れているので、自分の狙い球だったり、そういうのを決めながら打席には入れているので、今のところいい形では出ていますけど、また相手ピッチャーもいろいろ対策してくると思いますし、それがこのメジャーリーグの難しいところでもあるので、そこに自分もなるべく早く対応できるようにやっていければいいなと思っています」

 ――あらためてこの舞台でプレーできる喜びは。

 「やっぱり勝ちたいという思いが強いですし、すごくこのチームもいいチームですし、選手もみんな優しいですし、なんとかそのチームの力になりたいなという思いでずっとやってたんで、それが今いい形になっているので、これからも続けていきたいなと思っています」

続きを表示

この記事のフォト

2022年7月6日のニュース